【アラブの春】背景や経過をわかりやすく解説

Introduction:アラブの春とは?

アラブの春(Arab Spring)とは、

2010〜2012年にかけて、アラブ諸国で発生した反政府デモの総称

です。

アラブの春は、アラブ諸国が連続して民主化革命を行なった一連の出来事の総称です。

本記事では、アラブの春について解説していきます。

Part 1:内容解説

アラブの春は、チュニジアから始まりました。

1−1 発端:チュニジアのジャスミン革命

2010年、チュニジアで失業中の青年が始めた野菜の販売に対し、無許可であることを理由に警察が商品を没収しました。

それに対して青年は、抗議するために県庁舎前でガソリンをかぶって焼身自殺をしました。

この出来事はネットを通じて全世界に広まり、チュニジアでは反政府運動が開始しました。

民衆は、首都のチュニスを中心に反政府デモを活発化させ、独裁的なベン=アリ大統領を辞任に追い込みました。

大統領はサウジアラビアに亡命したことで長期の独裁政権は終了し、チュニジアは民主化を勝ち取りました。

チュニジアでの民主化革命を、チュニジアで有名な花の名前を取ってジャスミン革命と言います。

ジャスミン革命をきっかけに、民主化運動がアラブ諸国へ拡大していきます。

1−2 民主化の拡大

ジャスミン革命は、エジプト、リビア、イエメン、シリアなどに拡大しました。

エジプトでは、2011年から反政府デモが勃発しました。

1981年から30年間独裁政権を維持してきたムバラク大統領は、アラブの春によって辞任に追い込まれ、ムバラク政権は崩壊しました。

エジプトに続き、リビアでも独裁的な政治を行なってきたカダフィ大佐が殺害され、リビアも民主化に成功しました。

イエメンにも革命の波は波及し、30年続いたサレハ大統領は退陣に追い込まれました。

また、シリアの民衆も独裁政権打倒のために蜂起しましたが、ロシアの支援によって、シリア内戦へと発展していきます。

アラブの春によって民主化に成功した国もあれば、シリアのように内戦へと発展した国もあります。

このようなアラブ諸国の民主化運動をアラブの春と言います。

Part 2:おすすめの書籍

もっと「アラブの春」を学びたいという人は、以下の書籍がおすすめです。

Part 3:まとめ

いかがでしたか?

「アラブの春」をまとめると、

【アラブの春】 まとめ
・発端:チュニジアのジャスミン革命
・エジプト、リビア、イエメン、シリアに拡大
・シリアでは内戦に発展

以上です。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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